内裏
内裏は天皇の住まいです。といってもプライベートな空間というわけではなく、政務をみる清涼殿や儀式を行う建物などもあったようです。時には貴族を招いて宴会をしたとも言われています。
この内裏跡には建物の柱の位置にツゲが植えられています。なんとなく建物の形がわかるようになっています。写真の後方に低木が刈り込まれていますが、これが内裏の柱の跡です。
そして内裏の後ろ(北)の方に行ってみると、内裏の井戸が復元されています。写真の構造物が井戸です。
この井戸は、直径が1.7mの杉の木をくりぬいて作られています。高さは2.1mもあります。そして周りに石を敷き詰めていました。発掘された実物の井戸が遺構展示館に展示されています。
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